今までMacBook Air (13-inch,Late 2010)とG-tuneのNEXTGEAR-NOTE i410を所有していたのですが、MBAはメモリ2GBで限界ですし、i410もバッテリーが持たない上に調子が悪くなってきたので、新しいノートパソコンを買うことにしました。
以下構成等で悩んだポイントを載せておくので、購入において悩んでる方は参考にしていただけると幸いです。
ディスプレイサイズ(13インチ or 15インチ)
ノートパソコンを選ぶにあたって、一番最初に考えるポイントは本体のサイズでしょう。
持ち運びする際、15インチはやはり大きく、私も持ち運びのベストサイズは13インチだと思ってます。
しかし、私は持ち運びをするにもかかわらず、15インチを選びました。
その理由を以下に記します。
どのように使うのかが重要
今回はWindowsのノートの代わりも予定していたので、同時にParallels Desktop 13も購入する予定でした。
WindowsではVisual Studio等も使いますし、ゲームはしないまでも3Dソフトを利用することは十分に考えられるので、スペックは高いほど良いです。
ここでスペックの比較をしますと
Touch Bar | CPU | グラフィック | Thunderbolt 3 (個) | 重さ | バッテリー | メモリ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MacBook Pro 13 (基本) | × | 2.3GHz Core i5 デュアルコア | Intel Iris Plus Graphics 640 | 2 | 1.37kg | 10時間 | 8GB |
MacBook Pro 13 (上位) | ◯ | 3.1GHz Core i5 デュアルコア | Intel Iris Plus Graphics 650 | 4 | 1.37kg | 10時間 | 8GB |
MacBook Pro 13 (カスタム) | ◯ | 3.5GHz Core i7 デュアルコア | Intel Iris Plus Graphics 650 | 4 | 1.37kg | 10時間 | 16GB |
MacBook Pro 15 (基本) | ◯ | 2.8GHz Corei7 クアッドコア | Radeon Pro 555(2GBメモリ搭載) | 4 | 1.83kg | 10時間 | 16GB |
MacBook Pro 15 (上位) | ◯ | 2.9GHz Corei7 クアッドコア | Radeon Pro 560(4GBメモリ搭載) | 4 | 1.83kg | 10時間 | 16GB |
MacBook Pro 15 (カスタム) | ◯ | 3.1GHz Corei7 クアッドコア | Radeon Pro 560(4GBメモリ搭載) | 4 | 1.83kg | 10時間 | 16GB |
となります。
まず、13インチと15インチの越えられない壁として、デュアルコア/クアッドコアか、独立GPUがあるかないか、というのが考えられます。
もし、以下のどれかに1つでも当てはまるのであれば、15インチの購入も検討した方が良いです。
-画像/動画編集を行う
-4K以上のディスプレイに出力
-開発に利用する
-高くてもいい性能のものが欲しい
-沢山のアプリケーションを同時に利用する
特に重要な点として、MacBook Proは購入後にカスタマイズできないので、妥協して失敗してしまうと、安くない購入費用が無駄になります。
また、ここ数年の精密機械の発展速度はとても早いので、たとえ現環境で最高スペックだとしても、数年で型落ちする可能性も十分あります。元が底スペックならば尚更です。
この際持ち運びは二の次
15インチは大きいので持ち運びはきついのではないか、そう考える人も多いと思いますし、私も最後までそこで悩みました。
しかし、そのせいで13インチのものを購入し、万が一スペック不足で動作がもたついたのであれば、精神的にもよくありませんし、後悔しか生みません。
その点実際のところ、15インチはリュックサックやパソコン専用の鞄等で運ぶのであれば、そこまで苦ではありません。
特にMBPはそれなりに薄いので、Windowsパソコンを持ち歩く時と比べ場所もとらないので良いです。
注意:本体は約1.8kgとそれなりに軽いですが、高出力の充電器を持ち歩くと+300gくらいするので気をつけてください。
+αのカスタマイズ
ここまでで13インチ or 15インチを決めたのであれば、残りはいくつかの選択肢があるのみです。
私の場合、処理性能にかかる部分は全て最高のものを選びました。
これもどのように使うのか、ということに関わってくるのですが、MBPは高い買い物なので、この際値段は気にせず性能を上げるのも良いかな、と思います。
前述した通り、後になってスペック不足に気づくと後悔しますが、一番高いものを買っておけば、それが最高性能なのですから悩む余地はありません。
また、13インチの場合はメモリやCPUのアップグレードが出来ますが、マルチタスク処理を行う予定があるのならば、16GBが望ましいと思います。
次にストレージですが、私は1TBにしました。
MBPはストレージがオンボードのためとても価格が高いです。
例えば512GB→1TBで+44000円します。
その為、クラウドや外部ストレージを使う、と言った方であれば、そちらを使った方が良いと思います。
私はクラウドは好まないので、苦渋の決断の上に1TBに変えましたが、今でもそれが良かったのかはわかりません。
キーボード
MacBook Proの愛好家は、日本でよく見かけるJISキーボードではなくUSキーボードを選ぶ方も一定数いるようです。
またどこかのサイトでUKキーボードは使わないキーがあると言うことでUSと間違えないように書いてありましたが、私はあえてUKキーボードを選びました。
キーボードの画像を載せるので見てみればわかります。
上からJIS/UK/USです。
まず、JISキーボードは使いもしないひらがなが書いてある為、非常にごちゃっとしています。
また、:や;などの記号の並びがぐちゃっとしてます。
その点、UKやUSはシンプルです。日本語の切り替え等に必要なキーはありませんが、それはソフトウェアでどうにでもなるので、私はJISキーボードは選択肢から外しました。
次にUSとUKの違いですが、UKの方がエンターキーの形がJISに近く、USと比べてキーが1つ多いです。
私の場合はエンターキーはデリートキーの真下を押す癖がある為、UKキーボードで問題なく、逆にUSキーボードのキーは慣れなかったのでこちらを採用しました。
また、要らないキーがあると言われてましたが、本当に使わないなら他のキーに置き換えるだけです。
なんなら、そこで日本語キーボード変更でも問題ないですし。(i410のキーボードは丁度そこが切り替えのキーですし…)
また最大の理由としてぶっちゃけてしまうと、他の人と違うのってなんかいいじゃん、と言うのもあります^^;
あと、キーボードは変更がきかない上に一番使うものなのでよく考えて選んでください。
UKキーボードを選んだけど使いにくい、どうしてくれるんだ、と言われてもこちらからはどうしようも出来ないので悪しからず。。
〆
新学期の時期ですし、パソコンを新しく買う学生なども多いと思います。
ノートパソコンは特に、後からスペックを上げるのは難しいのでちゃんと考えて買ってくださいね。
因みに私のMBPは約40人の諭吉さんと等価交換になりました(税込)
Appleさん、それで買ってしまう私も大概信者しているつもりですが、高すぎますって…。